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驚愕!座りすぎのリスクで死亡率がUP!?

驚愕!座りすぎのリスクで死亡率がUP!?
テレワークの普及や昨今の外出規制などにより、コロナ禍以前と比較すると自宅にいる時間が圧倒的に増えたという人も多いのではないでしょうか。通勤時間を気にせずに、自宅で仕事ができるという点においてはとてもありがたい変化かも知れません。その一方で、朝から晩まで自宅でデスクワークのため「座ったまま長時間動かない」という生活を送っている方も増えているようです。
そこで今回は「デスクワークのし過ぎで死亡リスクが高まる可能性がある」という少々ショッキングな内容をお届けしたいと思います。
驚愕!座りすぎのリスク
まずはスポーツ科学の観点から「座りすぎのリスク」について紐解いていきたいと思います。
欧米諸国を始めとする諸外国では、実は10年以上も前から「座りっぱなしの生活におけるリスク」について警告を鳴らしています。特に海外では、肥満、糖尿病、心臓病などの生活習慣病を起因とする疾患へのリスクを理由に警告を発し続けていますが、近年のテレワーク普及以降は「脚の筋肉を使わない日常生活にこそリスクが潜んでいる」として、新たな見解を伝えています。
これをスポーツ科学の観点から紐解くと、脚の筋肉を使わない=収縮がない生活と、収縮がある生活とでは、雲泥の差があるということが分かりました。例え満員電車に揺られる大変な通勤時間であっても、私たちは、歩く、急ぎ足をする、階段の登り降り、などで脚の筋肉を使っています。つまり毎朝毎晩の通勤の度に、知らず知らずのうちに筋肉の収縮が起こっていたのです。
しかしながら、テレワーク中心の生活では、通勤時間帯に使っていた脚の筋肉が使われませんから1日あたりの運動量が大幅に減少します。
とある研究によると「1時間座り続けたままの状態が続くと余命が22分縮まる」という結果もありますから、いかに座ったままの生活が危険かお分かり頂けるでしょう。
なぜ座りすぎはリスクが高いの?
ではなぜ「1時間座り続けたままの状態が続くと余命が22分縮まる」というような驚愕のデータがあるのでしょうか?そもそもなぜ座りすぎはリスクが高いのか?続いては、厚生労働省が発表したデータをご紹介したいと思います。
厚生労働省が発表した「座位行動=座っていたり、横になっていたりする状態」についてのデータによると、日本人は世界20ケ国の中で1番座位時間が長いということが判明しました。つまり日本人は、世界で1番「座りすぎのリスクが高い」と言えるのです。
座りすぎの状態は、例え定期的に運動をしていたとしても、座りすぎていない人に比べて寿命が短く、生活習慣病が起因となる糖尿病、肥満、心疾患のリスクが高いことが判明しています。
つまり、毎日の通勤のように脚の筋肉を使って運動をすることは、死亡リスクを避けるためにとても重要であるといえるでしょう。
あなたは大丈夫?座りすぎの世界基準
循環器の観点からも座りすぎのリスクを紐解くと、やはり脚の筋肉=すなわち血液を心臓に戻すためのポンプの役割がとても重要であることが分かります。血液循環が悪いと、ドロドロ血や血栓など、血液や血管に悪影響を及ぼすことが分かっています。
日本人は諸外国に比べると1日あたりの労働時間も長く、また、真面目な国民性ゆえに仕事に集中してしまうと、なかなか離席をする事がありません。世界の平均的な座位時間は5時間であるのに対し、日本人は7時間であるというデータもあります。
ただ、ここで注意して頂きたいのが、「座ること」が悪い訳ではないと言うこと。注意して頂きたいのは、あくまでも「座りすぎ」が死亡率をUPさせるリスクがあるということなのです。
運動をしてもチャラの座りすぎの恐怖
他の研究結果によると、1日4時間座っている人と、11時間座っている人とでは、40%以上も死亡リスクに差がある事が分かっています。カナダでは、「1日8時間以上は座らないように」と注意喚起がされています。つまり「座りすぎ」は、これほどまでに死亡率との因果関係が深いといえるのです。
また、座りすぎは、例え週末に定期的に運動する習慣を取り入れていたとしても、それを打ち消してしまうほどリスクが高いことも分かっています。
では、座りすぎを防ぐためにできることはあるのでしょうか?
以下にすぐできる死亡リスク回避対策をまとめてみました。
・自らタイマーをセットして強制的に離席する
・定期的に体を動かすことを意識する
・1時間に1度トイレ休憩を挟むなど「離席する工夫」をする
・離席できない場合は、飛行機内で紹介されているような「血栓予防」のための足首・脚ストレッチを行う
・立ったままパソコン作業ができるように仕事環境の改善をする
・通勤通学の時間には、なるべく階段を利用する
これらの積み重ねがとても大事になってきています。
いま一度「正しい座り方」について見直して頂き、1日あたりの座っている時間を短縮していきましょう。
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