2021/10/28 コラム

著者:Africatime編集部

健康には運動が最適!?どんな運動を1日どれくらいすればいいか

少しずつ習慣化していきましょう

健康には運動が最適!?どんな運動を1日どれくらいすればいいか

運動とは、身体を動かすこと。昔から「運動をすることで”運”を”動”かす」とも言われていますから、ポジティブな効果は大きいはず・・・!とはいえ、その効果はとても曖昧です。「いったいどんな運動をどれだけすればいいの?」という基本的な疑問にお答えしながら、健康維持に欠かせないと言われている運動の効果を検証して行きたいと思います。

 

運動の重要性とその効果

そもそも人間は動物ですから、身体の中には他の動物と同じような運動機能が備わっています。しかしながら、通勤や仕事、車や電車での移動が増えるにつれ、その機能をフルに活かす機会が激減しました。

せっかくの機能を活かすことなく生活を送っていると、頭では「運動した方がいい」と分かっていても、私たちは色々な理由をつけて「やらない」選択をしてしまいます。

そしてそのまま、動物としての本能に従わない暮らしをしていると、やがて身体の機能の低下が始まり、それが病気につながるのです。

逆に本能に従った暮らしをしていると、身体だけでなく精神的にもその効果は絶大となり、病気と無縁の生活を送ることができるのです。

 

脳科学からみた運動の効果

身体には元々、「活動の時間」と「休息の時間」がプログラミングされていると言われています。例えば、人間にとって最大の「休息」である睡眠は、1日6時間以上必要と言われており、きちんと睡眠をとった後の脳のパフォーマンスは、起床後2-3時間後に最大となる事も分かっています。

また「活動」である運動は、週2回程度の有酸素運動が良いとされていますが、継続できる軽い運動を毎朝20分ほど続けるのもパフォーマンスが上がると注目を集めています。

また、無理なく運動を続けることで、脳内ではドーパミンという幸せホルモンが分泌されることも分かっており、運動をするだけで爽快感や達成感そして幸福感も得られ、ストレスとは無縁の生活を送ることができる様になるのです。

このように、睡眠と運動は人間の脳に直接関係する行動であり、最大にして最高の自己投資先と言えるのです。

中軽度の運動がもたらす精神的な効果

  • ・うつ病予防 12%減
  • ・認知症予防 30−50%減

 

毎日手軽にできる運動はこれ

コロナ禍で外出する機会が減ると、極端な運動不足による弊害が出てきます。例えば「コロナ太り」。会社に行かなくてもテレワークで仕事が出来ますから、めっきり外出の機会が減ります。また買い物もネット購入をすれば外出する機会も減ります。

世界保健機構(WHO)の定める「必要な運動量についてのガイドライン」には、「ウォーキングなど、中強度の運動を週150分、またはランニングなど、激しい運動を週に75分」と記されていますから、やはり私たち人間は、適度な運動が必要不可欠と言えるのです。

1日に換算すると約20分程度。1日約20分外を散歩するだけの運動で、必要最低限の運動量が満たされるのですから、ぜひ継続したいですよね。もちろん、家事を20分間テキパキ続けるだけでも効果はあります。

ジョギングや水泳などの激しい運動をするとなると、続けるのが難しい場合もありますが、これなら簡単に続けられそうな気がします。他にも、普段エスカレーターを使うところを階段に変えるなど、工夫次第で手軽に運動ができますね。

 

家でもできる運動はこれ

自宅にいながらできる運動として、スクワットや踏み台などの有酸素運動もオススメです。有酸素運動は、筋力の強化、精神力のアップ、代謝を上げ脂肪を燃焼するなど、ありがたい効果がたくさんあります。集中的にウエストを絞るなど、ボディメイクをしたい方は、有酸素運動を取り入れると効果的です。

このように人間の健康維持に運動は欠かせない存在であるにも関わらず、あなたは「身体が疲れている時は運動を控える」という間違った知識を持っていませんか?健康維持に欠かせない運動はまさにその逆であり「20-30分の運動」をすることで、私たちの脳内では幸せホルモンが分泌され、むしろ「疲れが取れる」のです。運動は疲労回復にも役立ちますから、賢く日常生活に取り入れて習慣化して行きたいですね。

以上、健康には運動が最適!?どんな運動を1日どれくらいすればいいか!につて記してまいりました。