新潟県立がんセンター新潟病院
県民をはじめとする全ての患者さんに
最善のがん医療を提供します
当院は新潟県の都道府県がん診療連携拠点病院として質の高いがん医療の提供に努めております。がんは遺伝子の異常により発生します。がん遺伝子パネル検査により、患者さん一人一人のがんの遺伝子変化を調べ、その患者さんに適した分子標的治療薬、免疫療法などの個別化治療が行われます。がん遺伝子パネル検査の結果、遺伝性腫瘍が見つかることがあり、遺伝性乳癌卵巣癌症候群、リンチ症候群などの遺伝性腫瘍の診療を進めています。
がん患者の高齢化が進んでいます。患者さんはもちろん、医療者にも優しい低侵襲治療が主流です。ロボット支援下手術を令和4年度に導入し、もとの生活へのより早い復帰を目指します。
令和2年1月15日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が最初に日本で確認されてから2年以上経過しました。コロナ禍では平常のがん診療を実施することが困難となっています。なぜならば、非がん者と比べ、がんサバイバー、がん患者がCOVID-19になると、人工呼吸器使用や集中治療室利用などのCOVID-19関連の病状増悪イベントが多いことが報告されているからです。
本県ではCOVID-19の発生状況や診療に関する情報を共有して、COVID-19に係る重点医療機関を中心に病院間の連携で医療崩壊を防いできました。当院の患者さんも、状況により連携する医療機関に受け入れていただくことで、がん診療が継続できました。
しかし、コロナ禍が遷延し、現在も、がん治療中にCOVID-19が確認される患者さんがいらっしゃいます。がん患者さんがCOVID-19に罹患した場合、病状によっては全身状態が安定せず、自宅療養が難しい場合もあります。また、COVID-19療養期間解除後の治療再開時期についてなど、難しい判断が求められることがあります。
一方では、コロナ禍でがん検診の受診率が低下し、がんの診断が遅れることも懸念されています。COVID-19の診療と、がんの診療をどのように並行、両立させていくかは、引き続き重要な課題となっています。
COVID-19の収束の見通しはいまだ立ちません。当院は今後も都道府県がん診療連携拠点病院として質の高いがん医療を提供する役割を果たしていきます。そのために、施設の垣根を超え、地域の医療機関の皆様とチームとしての連携をすすめてまいります。
基本情報
電話番号 | 025-266-5111 |
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FAX番号 | 025-266-5112 |
ホームページアドレス | https://www.niigata-cc.jp/ |
住所 |
951-8566 新潟県新潟市川岸町2丁目15番地3 |
診療時間 | 初診受付時間 8:30~17:00まで |
休診日 | 脳神経外科:火曜、 頭頸部外科:水、 神経内科:火・木・金曜 形成外科:月・火・金曜 |
駐車場 | |
診療科目 | 口腔外科 / 内科 / 内分泌科 / 呼吸器内科 / 消化器内科 / 循環器内科 / 脳神経内科 / 血液内科 / 内科 / 整形外科 / 形成外科 / 脳神経外科 / 呼吸器外科 / 呼吸器外科 / 麻酔科 / 緩和ケア科 / 眼科 / 精神科 / 泌尿器科 / 婦人科 / 皮膚科 |
こだわり | 入院設備 / 禁煙外来 / セカンドオピニオン / レントゲン検査 / CT検査 / MRI検査 / 内視鏡検査 / マンモグラフィ / 超音波診断(エコー) / 人間ドック / がん検診 / 子宮がん検診 |
交通情報
最寄のバス停 | |
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最寄駅 | |
バス停 | |
アクセス方法 | |
交通手段 | |
アクセス補足情報 |
◇路線バスご利用の方 ・新潟駅前・万代シティ・古町・市役所・青山方面より BRT萬代橋ライン「白山駅前」下車 徒歩3分 ・新潟駅南口・上所・近江・出来島方面より C1県庁線「がんセンター前」下車 ・大学病院・市民病院方面より S1市民病院線「がんセンター前」下車 ◇高速バスご利用の方 ・新潟市外より「新潟行」高速バス乗車→「がんセンター前」下車 ◇電車ご利用の方 ・JR越後線「白山駅」下車 徒歩2分 ◇自家用車等ご利用の方 ・新発田方面より 新潟バイパス「桜木インター」から約3.7km。新潟市役所方面へ進み、昭和大橋を渡ってすぐ左折。 ・長岡方面より 新潟バイパス「女池インター」から約3.4km。県庁方面へ進み、千歳大橋を渡ってすぐ右折。 ・高速道路ご利用の方 新潟中央インターから約5.0km。県庁方面へ進み、千歳大橋を渡ってすぐ右折。 |
その他情報
在籍する専門医・認定医 | 日本乳癌学会 指導医・専門医 日本がん治療認定機構認定医 日本医学放射線学会認定専門医・指導医 日本インターベンショナルラジオロジー学会認定専門医 日本内科学会 総合内科専門医 日本消化器病学会 専門医、指導医 日本消化器内視鏡学会 専門医、指導医 日本消化管学会 胃腸科認定医 日本皮膚科学会認定専門医 日本皮膚科学会認定皮膚悪性腫瘍指導専門医 内分泌学会専門医、産業医 糖尿病学会専門医・指導医 日本肝臓学会専門医 日本超音波医学会 専門医、指導医 日本外科学会 専門医、指導医 日本消化器外科学会 専門医、指導医、消化器がん外科治療認定医 日本大腸肛門病学会 専門医・評議員 日本食道学会食道科認定医・食道外科専門医 日本静脈経腸栄養学会認定医 日本外科学会 外科専門医 検診マンモグラフィー読影認定医 日本人類遺伝学会/日本遺伝カウンセリング学会臨床遺伝専門医 日本女性医学学会 女性ヘルスケア専門医 日本IVR学会認定 専門医 肺がんCT検診認定医 造血細胞移植認定医 がん薬物療法専門医 日本造血細胞移植学会造血細胞移植認定医 日本小児血液がん学会認定小児血液がん専門医・指導医 日本麻酔科学会 専門医・指導医 日本ペインクリニック学会 専門医 日本皮膚科学会認定専門医 日本皮膚科学会認定皮膚悪性腫瘍指導専門医 形成外科専門医 レーザー専門医 熱傷専門医 日本精神神経学会認定精神科専門医・指導医 |
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メディア情報 | がんゲノム外来 がんの原因が遺伝子の変化であり、同じ臓器のがんでも遺伝子の変化は個々の患者さんで異なります。「がん遺伝子パネル検査」を用いることにより、患者さん一人一人のがんの遺伝子の変化を検出し、最適の治療法を提供することを目的としています。 がんゲノム外来では、「がん遺伝子パネル検査」について、その意義や検査によって得られる情報等について、専門の医師から詳しい説明を行い、検査を受けるかどうか患者さん自身が十分に考えたうえで決定いたします。 また、検査を施行し、その結果を詳細に説明し、その後の治療法についても情報を提供いたします。 |
その他情報 | 当院は、昭和25年、性病の治療と予防を目的とした県立新潟病院として、内科、性病科の2診療科20床で開院しました。 昭和33年、県にがん対策推進委員会が設置され、全国に先駆けてがんの診断及び治療の総合センターを建設することになり、昭和36年、県立ガンセンター新潟病院として新発足しました。 以来四半世紀を経過、医療のめざましい進歩と増大する医療需要に対処するため、昭和59年全面改築工事に着手、昭和62年5月から名称を県立がんセンター新潟病院と改め今日に至っています。 |