地方独立行政法人 佐世保市総合医療センター
地域の基幹病院として、高度な医療を総合的に提供しりとともに、明日を担う医療人を育成する
1)健康病院
病院は、思いがけず病気や怪我に遭遇した人たちの体と心を癒すための場所です。わたしは病院そのものが健康であり、健全であることが、患者さんを癒すために必要であると考えています。健康な病院とは、病院で働く職員自身が健康であり、健全な医療環境の実現にあります。健康で健全な医療により、患者さんを健康で健全にする。そのような理想の病院を、私は「健康病院」と呼んでいます。病院を健康な状態に保つためには、良好な職場環境が必要です。一方、もっとも不健康な病院とは、医療事故の多発する病院です。わたしは職場の働き方改革をより推進することで、医療事故をきたさない「健康病院」をめざします。
2)持続可能(SDGs)病院
当院のような高度急性期医療を担う病院には、当然ながら、知識や技術の優れた医師・看護師・薬剤師・歯科医師・検査技師など、さまざまな職種の専門家が必要です。そして、医療専門職のスキルを目の前の患者さんに集中させるためには、彼ら彼女らを支える事務職の働きが不可欠です。医療にボランティアの心構えは当然ながら必要です。しかし、それのみでは持続可能な病院を構築することはできません。患者さんのための優良な医療を持続的に提供するためには、健全な医療経営がどうしても必要です。知識・技術に優れた医療者と優秀な事務職がタッグを組んだ、盤石な経営基盤に支えられた病院、それを私は「持続可能(SDGs)病院」と呼んでいます。
3)共棲チーム病院
従来、医療者は患者さんを家族ととらえ、父親・母親としての医療を理想としていました。ヒポクラテスの教えがその典型です。その後、医療界の様々な負の遺産から、インフォームド・コンセントや診療ガイドラインが生まれ、医療者と患者さんは互いに対等な立場であり、十分な説明、患者さんの理解および納得、そして治療法の選択と同意のもとに行われる医療が求められるようになりました。要約すれば、それは医療者と患者さんが同じ目的に向かって互いを尊重しあい、協働作業として医療を行うというものです。このような医療者と患者さんとが互いに助け合う病院を、私は「共棲チーム病院」と呼んでいます。
基本情報
電話番号 | 0956-24-1515 |
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FAX番号 | 0956-22-4641 |
ホームページアドレス | http://www.hospital.sasebo.nagasaki.jp/ |
住所 |
〒857-8511 長崎県佐世保市平瀬町9-3 |
診療時間 | 受付時間 診療時間 8:30~17:15 ※救急・ご予約の方を除く 面会時間 午後1:00~午後8:00 |
休診日 | 休診日 土・日・祝日 年末年始(12/29~1/3) ※救急の方を除く |
駐車場 | 無料 台 |
診療科目 | 歯科 / 内科 / 産婦人科 / 肝臓内科 / 糖尿病科 / 膠原病科 / 内分泌科 / リウマチ科 / 呼吸器内科 / 消化器内科 / 循環器内科 / 脳神経内科 / 血液内科 / 外科 / 整形外科 / 形成外科 / 脳神経外科 / 心臓血管外科 / 呼吸器外科 / 呼吸器外科 / リハビリテーション科 / 緩和ケア科 / 眼科 / 耳鼻いんこう科 / 泌尿器科 / 産婦人科 / 乳腺外来 / 小児科 / 皮膚科 |
こだわり | 駐車場あり / 救急外来 / 救急外来 / 専門医在籍 / 入院設備 / 放射線治療 / 人工透析 / セカンドオピニオン / レントゲン検査 / CT検査 / MRI検査 / マンモグラフィ / 超音波診断(エコー) / 心臓血管撮影 / がん検診 |
交通情報
最寄のバス停 | |
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最寄駅 | 佐世保中央駅 |
バス停 | |
アクセス方法 |
松浦鉄道西九州線 佐世保中央駅から560m(徒歩 8分) 松浦鉄道西九州線 中佐世保駅から740m(徒歩10分) JR佐世保線 日宇駅から5km(車で13分) JR佐世保線 大塔駅から8km(車で20分) |
交通手段 |
佐世保中央駅から560m(徒歩 8分) 中佐世保駅から740m(徒歩10分) 日宇駅から5km(車で13分) 大塔駅から8km(車で20分) |
アクセス補足情報 |
お車でお越しの方 佐世保中央IC周辺の写真西九州自動車道 佐世保中央ICから1分 佐世保駅前の写真佐世保駅から5分 JR九州 / MR(松浦鉄道)をご利用の方 佐世保中央駅の写真MR佐世保中央駅から徒歩15分 佐世保駅前の写真JR佐世保駅から車で7分 バスでお越しの方 市営バス・西肥バスのバス |
その他情報
在籍する専門医・認定医 | 各科に多数専門医在籍 |
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メディア情報 | 特色 ●救命救急センター ●地域周産期母子医療センター ●高次脳卒中センター ●救急告示病院 ●地域災害拠点病院 ●地域医療支援病院 ●臨床研修病院 ●地域がん診療連携拠点病院 ●がんゲノム医療連携病院 ●エイズ治療拠点病院 ●第二種感染症指定病院 ●病院機能評価(3rdG:Ver1.1) ●各学会認定研修病院 |
その他情報 | 救命救急センター 瀧 救命救急センター長 あいさつ 当院は、1964年6月に救急告知病院の指定を受け、2008年4月に小児救急輪番制に参加し、2011年10月に救急集中治療科を標榜、2014年4月に救命救急センターを開設しました。2014年1月に佐世保市救急応需システムに参加し、3月には救命救急センター棟を竣工しました。5月には特定集中治療室管理料3(ICU10床⇒12床)、12月には特定集中治療室管理料3(広範囲熱傷)に認定され、2016年12月に「外国人救急患者の対応可能な医療機関」と厚生労働省から選出されました。このように、1890年に伝染病院設立から一貫して「救急医療」を担う地域の旗艦的役割を唱え、佐世保市総合医療センターの基本方針の一つとして救急医療が行われてきました。 当救命救急センターでは、2020年に5,885人の救急患者を受け入れ、心停止で蘇生を目的とした患者は90人でした。槇田先生、原先生、松平先生、山口先生、尾北先生の5名以外に長崎大学から月・水・金曜日の3日、長崎医療センターから木曜日、北九州医療センターから月に2回程度応援をいただております。昨年2020年11月に私が救命救急センター長として着任しました。当院の救急医療の役割は、これまでの救急外来の機能以外に地域包括ケアシステムの機能を担うべく、消防機関や医療機関と協力して長崎県北地域の救急システムの一翼となり、救急患者の受入れ不能が起こらないようにしていきたいと考えております。救急医療では、優先度に応じた迅速な救命処置が必要です。そのため、救命救急医、各診療科医師、放射線技師、薬剤師、医療ソーシャルワーカー、看護師など多職種がチームとなり同じ目標に向かってそれぞれの役割を発揮することが望まれます。限られた時間に様々な職種が役割を発揮しチーム力を高めることは患者の救命につながります。一人ひとりがチームの一員としてお互いを認め、そして高めあい、一人でも多くの患者さんを救命できるように力を合わせていきます。 |