1. AfricatimeTOP
  2. おすすめ記事
  3. コラム >
  4. 夏バテ防止!知って得する夏の食事術

アフリカタイムは、医療や健康に関する情報をご提供しています

夏バテ防止!知って得する夏の食事術

夏バテ防止!
カテゴリ:コラム 投稿日 2022/08/27

夏バテ防止!知って得する夏の食事術

暑い夏を乗り切るエネルギーをチャージするために、スタミナのある食事をしっかりとっても「なんとなくだるい」「疲れが取れない」という方も多いようです。そこで今回は、暑い夏を乗り切るための食事術をご紹介したいと思います。

 

 

夏バテとは?

元来、人間には環境適応能力というものが備わっています。環境適応能力とは、暑いと感じれば汗をかき、寒いと感じれば鳥肌が立つように、極端に暑い、極端に寒い、などの過酷な環境においても、自動的に体が環境に適応して至適温度(暑くもなく寒くもなく、人間が活動するのに最も適した気温範囲のこと)に保とうとする人間の能力のことです。

ところが、エアコンの効いた屋内から屋外に出ると急にめまいがしたり、長時間、真夏の屋外で過ごすことで体温が上がり過ぎてしまい、熱中症で倒れてしまうなど、至適温度を保とうとする能力が働かない状態になることがあります。

その結果、自律神経が乱れてしまい「なんとなくだるい」「疲れが取れない」「食欲がない」「眠れない」などの症状を引き起こします。これが夏バテの正体です。

 

 

 

夏を乗り切る食事術のススメ5選

では、この夏バテの症状を克服するためには、どのようなアプローチが良いでしょうか?

食事面からアプローチする「おすすめの食事術5選」をご紹介したいと思います。

 

こまめに水分補給をする

まずはなんと言っても「水分補給」が何よりも大切です。水分不足による熱中症の患者数は年々増えています。特にコロナ禍における影響により、真夏にマスクをすることでその被害が拡大したという記憶がある方も多いのではないでしょうか?

人間が「喉が乾いたな」と感じる時には、既に体内の水分量が不足していると言われています。人間の体からは、何もしていなくても水分が蒸発し続けており、体内の水分量が20%減少すると死に至ると言われています。夏場は大量の汗をかきますから、喉が乾いてから水をがぶ飲みするのではなく、こまめに水分補給をすることをおすすめします。

こまめに水分補給をすることで水分が体内に行き渡りやすく、また、汗とともに失われてしまうミネラル分の補給にもつながります。

 

 

朝食を食べる

エアコンが効きすぎた屋内から30度を超えるような真夏の屋外へ出ると、その気温差に対応するために自動的に体が適応し、「至適温度」に保とうとします。この際、多くのエネルギーが必要となりますから、エネルギー源となる朝食を取ることをおすすめします。

朝食をとらずに空腹のまま学校や会社へ出かけると、夏の暑さや気温差に打ち勝つことができず、夏バテや熱中症を引き起こしやすくなります。

朝食はパンやお米だけの単品メニューよりも、卵、納豆などのタンパク質やビタミンB1を多く含む食事を食べたり、野菜や果物からビタミンをとると良いでしょう。

 

 

刺身や魚の缶詰を使った魚料理

とは言っても「暑い夏場は火を使う料理なんてしたくない・・・」「疲れて料理をする気も起きない・・・」という方も多いと思います。そんな時はお刺身や魚の缶詰を活用した火を使わない時短レシピを取り入れてみてはいかがでしょう?

新鮮な生魚には、良質なタンパク質だけでなく、汗をかく夏場に不足しがちなミネラル分も多く含まれています。また、消化に必要な酵素も多く含まれていますから、暑さで弱ってしまいがちな胃腸の負担も軽減することができます。

また、鯖や鮭、鰯の缶詰は、旬のものを真空調理されていますから、失われる栄養素も最小限。缶詰の魚はどれも骨まで食べられるほど柔らかく調理されていますから、夏場には、火を使わずマルっと栄養素が取れる一石二鳥の食材として活用できるのでおすすめです。

 

 

旬の野菜を食べる

灼熱の太陽で私たちの体温も上昇しがちの夏。そんなときには、体温を下げる働きのある旬の野菜や果物を積極的に取り入れましょう。例えば、トマト、キュウリ、ナス、スイカ、ゴーヤなどには、体を冷やす働きがあります。また、紫外線によるダメージを回復する働きのあるビタミンCや、紫外線からお肌を守る抗酸化作用などもありますから、皮ごとマルっと食べることをおすすめします。

 

 

1日1回温かいものをとる

夏場はどうしても麦茶やアイスコーヒー、アイスなど、冷たい物をとる機会が増えますが、冷たい物は胃腸に過度の負担をかけてしまいます。また、エアコンなどの影響で、体は内側からも外側からも冷やされてしまいます。すると、体が内側と外側の両方から長時間に渡って冷やされる状態となり、自律神経が乱れる原因となります。そんなときは、1日1回で良いので温かいものを取り入れることをおすすめします。朝、外気温が上がる前に、コップ1杯の白湯を飲む、温かい緑茶やコーヒーを飲む、味噌汁を飲む、などです。温かい飲み物や料理をとることで、胃腸が休まり、夏場の弱った胃腸の回復を助けます。

 

 

 

避けた方が良い夏の食事例

ここまで夏を乗り切るための「夏バテ対策」におすすめの食事をご紹介しましたが、反対に、夏バテを促進してしまう可能性のある食事はあるのでしょうか?

続いては「夏場に注意したい食事例」を2つご紹介したいと思います。

 

 

夏バテ防止に”スタミナ料理”を食べすぎる

「胃腸が弱っていて、なんとなく食欲がない・・・」そんなとき、スタミナをつけようと無理してスタミナ料理を食べていませんか?例えば脂の多い焼肉やうなぎなど、一見するとスタミナがつきそうなイメージがありますが、実際はその逆。脂分の多い食事は、消化に時間がかかるため、胃腸に更なる負担をかけてしまいます。

夏バテ防止にスタミナ料理を食べるよりも、温かい飲み物や食べ物で胃腸を労ることで、夏を乗り切る体力をつけることができるのです。

 

 

食欲がないからと冷たい蕎麦やそうめんだけで食事を済ませる

暑い夏場の定番料理といえば冷たい麺類(そうめんなど)がありますが、食べる際には次の2つのポイントを意識しましょう。

まず1つは、単品で食べないこと。冷たい麺類を単品で食べると、暑い夏場を乗り切るために必要な栄養素が不足します。冷たい麺類を食べる時には、冷やし中華のように野菜や肉類などを同時にとったり、いつものつけダレにごまペーストを加えたりしてビタミン類やタンパク質などの栄養素を同時にとることをおすすめします。

2つ目のポイントは、冷やしすぎないこと。例えば、麺自体は冷たくても、つけダレは常温や温かいものに変えるなどして、ひと工夫を加えましょう。たったこれだけのことで、胃腸への負担を軽減することができます。

 

 

 

量より質を大切にしよう

暑い夏は座っているだけでも体力(エネルギー)が消耗してしまいますよね。暑さで食欲がわかないときは、無理をして食事を取る必要はありません。必要最小限の食べられる量を時間を掛けて頂くことで、徐々に胃腸が回復し、同時に食欲や体力も回復するでしょう。

夏を乗り切るためには、上記でご紹介した体力(エネルギー)を無駄に消費しない省エネメニュー(夏を乗り切る食事術)がオススメ。量より質を大切にしながら、無理なく食事を楽しんで暑い夏を乗り切りましょう。

コラムに関する記事